2011年07月09日

トランスミッション(ギヤー)オイルの交換

トランスミッション(ギヤー)オイルの交換をしました。

ファイナルリダクション

 リード110は、エンジンオイルとは別にトランスミッション(ギヤー)オイルの交換も必要になります。 リードの取説では、4年に1回なので交換しない人も多いですが・・・。

 ファイナルリダクションケースの中には、エンジンの回転を効率良くパワーに変える為のギヤーが入っています。そのギヤー(歯車)の磨耗を軽減しスムースに動かす働きをしているのがトランスミッションオイルになります。

 1)エンジンを掛けて、ファイナルリダクションケース内のオイルを暖めます。

トランスミッション

 2)(上の写真の)青丸部分のネジ(オイルドレンボルト)を外して、トランスミッションオイルを抜き出します。 緑丸部分のネジは、オイルチェックボルトです。

ギヤーオイル排出口

 3)ドレンボルトを戻したら(トルク:13 N.m)、オイルチェックボルトの点検口からオイル100ccを入れます。

 ※ トランスミッションオイルは、エンジンオイルと同じ《HONDA ウルトラE-1》です。

オイル100cc

 4)オイルを注入したら、オイル量のチェックをします。

※ 平坦な場所でメインスタンドを立て、車両を垂直に保ちます。チェックボルトの穴からオイルが沢山漏れて来るようだと入れすぎです。逆に全く漏れて来ないようだとオイル量が少ない可能性があります。ボルト穴の下側とオイルの上面が同じ高さになるようにしましょう。

ギヤーオイル注油口

 5)オイル量のチェックが済んだら、ボルトを戻します。 (トルク:13 N.m)

ギヤーオイル点検

 

ギヤーオイルワッシャー

新品のシーリングワッシャーのサイズは、外径15.7mm 内径8.4mm 厚み2.1mm

※ チェックボルトとドレンボルトのワッシャーは同じものです。(同品番)

外したシーリングワッシャー

外したシーリングワッシャーは、外径16.4mm 内径8.2mm 厚み2.0mm

※古いシーリングワッシャーは、潰れて薄くなり広がっています。

純正以外のアルミワッシャーでも代用できます。
アルミワッシャー 30ピース M8 19-91708 
http://www.straight.co.jp/item/19-91708/
外径14mm 内径8.0mm 厚み1.5mm 207円(30枚)

鉄やステンレスのワッシャーは使用できません。
http://blog.livedoor.jp/ookinatamatebako/archives/3631107.html

ギヤーオイル交換の工具

 今回使った工具は、エンジンオイルの交換の時と同じく12mmのソケットレンチと廃油受けだけです。 ドレンボルトが奥まった場所にあるので、エクステンションを使った方のが簡単に外せます。エクステンションが無い場合は、クランクケースカバーガードを外してから作業を始めましょう。

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トランスミッションオイル以外のメンテナンス記録は、
http://blog.livedoor.jp/ookinatamatebako/archives/3335020.html

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