2011年06月19日
リード110のオイルストレーナ(オイルフィルター)の掃除
走行距離15,000kmになりました。前回のオイル交換から2,000kmが過ぎました。
今回は、通常のオイル交換以外にオイルストレーナの清掃も行います。
※ 《オイルストレーナ》は、HONDAのカタカナ表記をそのまま使用しております。
通常のオイル交換はこちらをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/ookinatamatebako/archives/2975771.html
オイルストレーナ(オイルフィルター)の清掃は、オイル交換数回に1度の割合で行ってください。
1)古いオイルを抜き取る(オイルの抜き方は、上のURLを参考にしてください)
2)オイルが抜き終わったら、上の写真の中心に写ってる《ストレーナキャップ》を17mmのソケットレンチを使い外します。
ストレーナキャップは、車体の左側(センタースタンド付け根の辺り)にあります。
3)ストレーナキャップが外れると、中からオイルストレーナが出てきます。
写真の左上が《ストレーナキャップ》 下に写ってるのが《オイルストレーナ》 右に写ってるのがオイルストレーナを押さえつける《スプリング》になります。
《ストレーナキャップ》には30㎜の《Oリング》が付いていますが、今回は注文し忘れたので交換は出来ませんでした。
4)ストレーナをパーツクリーナー等で綺麗に清掃します。
パーツクリーナーはゴムの劣化早める可能性がありますので、Oリングには使用しないようにしましょう。
5)ストレーナの清掃が終わったら、元通りに戻します。 トルク:20 N.m
バネの反撥が強く締め辛いと思いますが、ネジの受け側を壊さないように丁寧に作業してください。
6)ドレンボルトを締めたら、通常のオイル交換同様にオイルを入れてください。
これが今回入れたオイル700mlです。
こちらは、排出した古いオイルになります。 明らかに排出したオイルの方が少ないです。
リード110のオイル交換時期は、6,000km?
http://blog.livedoor.jp/ookinatamatebako/archives/2983067.html
左が古いオイル、右が新しいオイルです。古いオイルは、黒く汚れているように見えます。
エンジン内の汚れ(ガソリン燃焼時に出る煤)を洗い流し黒くなったようにも思えますが、100%化学合成オイルを使った場合は此処まで黒くはなりません。
では何故オイルは黒くなるのか? エンジン内の汚れで黒くなっているだけでなく、鉱物油に紛れ混んでいる不純物が焦げて黒ずむのが原因だそうです。
2,000km走るには80時間くらい掛かります。オイルの温度も100度前後まで上がりますので、オイルに含まれる不純物が100度の油で80時間熱し続けられ不純物が焦げるのでオイルが黒くなります。
化学合成オイルは、蒸留により不純物が取り除かれているので、鉱物油と比べて黒くなり辛いようです。
今回使用した工具。 オイル交換同様、17mmのレンチ、油受け、オイル挿しと雑巾です。
オイル交換は、http://blog.livedoor.jp/ookinatamatebako/archives/2975771.html を参照にしてください。
図面の6番が《ストレーナキャップ》 7番が《オイルストレーナ》 8番が《スプリング》 18番が《Oリング》になります。
今まで行った整備記録は、下記のURLをクリックしてください。
http://blog.livedoor.jp/ookinatamatebako/archives/3335020.
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